SUPERVISED BY — 監修者
辰本 明日加
監修者
辰本 明日加Asuka Tatsumoto
STRAND PARTNERS 代表取締役

慶應義塾大学卒業後、アクセンチュア戦略部門、リクルートを経てSTRAND PARTNERSを創業。コンサルファーム・PEファンド・大手事業会社への転職支援を手がける。

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伊藤 渚
監修者
伊藤 渚Nagisa Ito
STRAND PARTNERS

アメリカの大学・大学院を経て、PwCニューヨークオフィス、アクセンチュア戦略部門を経て参画。グローバル視点でのコンサル・外資系企業への転職支援を担当。

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データの読み方

人数の増減と、採用人数は別の指標です

被保険者数は、社会保険の加入対象となる人員の規模を把握する手掛かりです。2時点の差には、入社・退職だけでなく、法人間の異動や組織再編、加入対象の変化も含まれます。採用人数、離職率、選考難易度を直接示すものではありません。

本記事は既存の掲載データ(2025年9月・2026年3月)を比較したものです。2026年10月の人数や、現在の募集枠を示すものではありません。現在の求人は各社の採用情報とあわせて確認してください。

集計対象と比較方法

主要24ファームについて、既存記事に掲載した被保険者数を比較します。増減は「2026年3月の人数 − 2025年9月の人数」、増減率は「増減 ÷ 2025年9月の人数 × 100」で計算し、小数第1位に丸めています。

企業の公表従業員数とは、法人・事業所・雇用形態などの対象範囲が異なる場合があります。ブランド全体の人数やコンサルタント職だけの人数とは限りません。ベイカレントは関連法人を合算し、比較元がないベインは増減を算出していません。

1. 総合・Big4コンサル:掲載6社の被保険者数を比較

6ヶ月推移(2025年9月→2026年3月)

企業名2025年9月2026年3月6ヶ月増減増減率
アクセンチュア27,73528,482+747+2.7%
ベイカレント(合算)※6,0566,516+460+7.6%
PwCコンサルティング5,5885,634+46+0.8%
アビームコンサルティング5,2565,384+128+2.4%
EYストラテジー4,2704,262−8−0.2%
KPMGコンサルティング2,3362,361+25+1.1%

※ベイカレントは既存記事でコンサルティング(5,726→6,094)とテクノロジー(330→422)を合算した値です。法人の集計範囲が異なる会社との単純比較には注意してください。

表から読み取れること

掲載値では、ベイカレントは6,056人から6,516人へ460人増(7.6%)、アクセンチュアは27,735人から28,482人へ747人増(2.7%)です。増加人数と増加率では見え方が変わるため、両方を確認してください。

PwCは0.8%増、KPMGは1.1%増、EYは0.2%減です。これらの差だけから、採用と退職の内訳や現在の募集状況を判断することはできません。

2. 戦略系ファーム:2時点の増減を比較

6ヶ月推移(2025年9月→2026年3月)

企業名2025年9月2026年3月6ヶ月増減増減率
BCG1,2341,227−7−0.6%
マッキンゼー780748−32−4.1%
A.T.カーニー308307−1−0.3%
ベインアンドカンパニー—288——
アーサーデイリトル227233+6+2.6%
ローランド・ベルガー136151+15+11.0%

※ベインは月次推移データ未取得のため3月時点の実数のみ掲載

表から読み取れること

マッキンゼーは780人から748人へ32人減(4.1%)、BCGは7人減、A.T.カーニーは1人減です。いずれも2時点の差であり、毎月減少していたことや、退職者数・退職理由を示すものではありません。

ローランド・ベルガーは15人増(11.0%)、アーサーデイリトルは6人増(2.6%)です。母数が小さい場合は比較的少人数の変化でも増減率が大きくなります。選考難易度は人数の増減とは分けて確認しましょう。

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3. ITコンサル・独立系:ノースサンドは掲載値で13.8%増

6ヶ月推移(2025年9月→2026年3月)

企業名2025年9月2026年3月6ヶ月増減増減率
ノースサンド1,6491,877+228+13.8%
Dirbato1,7331,770+37+2.1%
フォーティエンスコンサルティング1,2211,239+18+1.5%
シグマクシス710707−3−0.4%
ライズ・コンサルティング・グループ382409+27+7.1%
リブ・コンサルティング261268+7+2.7%

同じIT・独立系でも、人数の増加率には差があります。

表から読み取れること

ノースサンドは1,649人から1,877人へ228人増(13.8%)。ベイカレントの7.6%を上回り、この表のIT・独立系6社で最も高い増加率です。これは被保険者数の純増率であり、採用率ではありません。

Dirbatoは2.1%増、フォーティエンスは1.5%増、ライズは7.1%増、リブ・コンサルティングは2.7%増、シグマクシスは0.4%減です。資本関係や現在の採用方針は、この表からは判断できません。各社の公式情報で別途確認してください。

4. シンクタンク系:人数の変化と対象範囲を確認

6ヶ月推移(2025年9月→2026年3月)

企業名2025年9月2026年3月6ヶ月増減増減率
野村総合研究所9,6379,599−38−0.4%
日本総合研究所3,7874,873+1,086+28.7%
みずほリサーチ&テクノロジーズ3,9603,618−342−8.6%
三菱UFJリサーチ&コンサルティング1,2841,336+52+4.0%
三菱総合研究所1,2871,273−14−1.1%
船井総合研究所1,2941,301+7+0.5%

表から読み取れること

日本総合研究所は1,086人増(計算上28.7%)、みずほリサーチ&テクノロジーズは342人減(8.6%)です。大きな増減でも、採用・退職だけが原因とは限りません。旧記事の合併・人員移管に関する断定は外し、法人再編の有無を別途確認する必要がある比較として扱います。

NRIは38人減(0.4%)、三菱UFJリサーチ&コンサルティングは52人増(4.0%)、三菱総合研究所は14人減(1.1%)、船井総合研究所は7人増(0.5%)です。転職先や離職理由はこのデータには含まれていません。

転職先の検討に使う際の確認項目

  • 集計対象が応募先の法人・部門と一致しているか
  • 比較期間に合併、会社分割、事業移管がないか
  • 希望職種の募集背景が増員か欠員補充か
  • 現在の求人内容・求める経験が自身の希望と合うか

人数の増減は企業研究の一材料です。求人の有無や内定の得やすさを保証する指標としては使わず、公式の採用情報や面談で確認した内容と組み合わせて判断してください。

よくあるご質問

Q. 被保険者数とは何ですか?在籍者数とどう違いますか?

社会保険の加入対象となる人員の数です。企業が公表する従業員数とは、法人・事業所・雇用形態などの対象範囲が異なる場合があります。コンサルタント職だけの人数や、ブランド全体の人数とは限りません。

Q. 在籍者数が減っているファームへの転職は避けるべきですか?

人数の減少だけでは判断できません。入社・退職、法人間の異動や組織再編など複数の要因があります。希望する部門の業務内容、募集背景、働き方を別途確認してください。

Q. このデータはどの時点のものですか?

2025年9月と2026年3月の既存掲載値を比較しています。2026年10月12日は記事の説明・計算を修正した日で、人数の調査基準日ではありません。現在の人数や採用枠を示すものではありません。

出典:既存記事の被保険者数データ(被保険者数データベース)。元情報の仕組みは日本年金機構「適用事業所情報の検索」をご確認ください。第三者データベースは日本年金機構そのものではありません。今回の更新では過去の個別事業所原票の再取得は行っていません。
2026年10月12日:基準日を明記し、増減率の計算・説明と、採用人数・離職率に関する表現を修正。掲載人数は従来の2026年3月データを維持しています。